野良の虹

まゆこのブログ

たび1日目(12/13) ② 小豆書房

 

かなりのゆっくりペースですが、少しずつ書いていきます。

 

 

敦賀を出発して次に向かったのは、

福井県池田町の「小豆書房(あずきしょぼう)」。

 

また福井に行こうと計画していたときに、

偶然SNSで見つけた、本屋&カフェです。

 

小豆書房-福井県池田町の小さな本屋-|note

小豆書房 (@azukishobo) / Twitter

https://www.instagram.com/azukishobo/

 

本や美味しいもの・読書できる空間やゆったりカフェ空間が大好きな私、店主さんによる素敵な文章や投稿を拝見するにつけ「せっかく福井に行くなら、私の行きたいルートに近ければゼヒ小豆書房にも伺いたいな」と思い、店主さんとメッセージのやり取りをして、電車やバスなどでの行き方を教えてもらいました。

 

小豆書房の最寄り駅の一つに(※最寄りとはいえ、駅からバスで1時間ぐらいかかるけど)私が前回の福井訪問で多くの時間を過ごし、今回も行くつもりだった「武生(たけふ)」もあり、、、伺うことにしました!

 

小豆書房の店主さんが「バスの本数も少ないので、クルマなどの足がないのであれば、この近くに泊まることをオススメします」とアドバイスをくださり、小豆書房近くのゲストハウス「べこ亭」を教えてくださって、この日は「べこ亭」に泊まることにした。

 

 

     

     

 

また特急しらさぎで、今度は敦賀から武生に向かった。

乗る前には急いで乗車券だけ買って、特急券は車内で買いました。

わー、3年半ぶりの武生だー!!

本数の少ない貴重な福鉄バスに、無事に乗り込んだ。

 

 

   

       

 

武生駅からバスに乗ること1時間。。。(車内でちょっと寝た。)

小豆書房・最寄りの「稲荷バス停」に到着。

途中、二日市というバス停があった。三日市~五日市までは見かけたことがあったけど、二日市は初めてだったので撮影。

左上はバスの中から見た越前市役所。(武生に着いた頃から雨でした。)

 

小豆書房の近くに「須波阿須疑神社(すわ あずき神社)」があった。

小豆書房の名前の由来の一つかも?と想像。

 

              

 

 

    

     

 

わーーー!!本物の小豆書房だーー!

メッセージをやりとりしていた店主さんとご対面ー!

 

1階と2階の説明を受けて店内を見せていただいてから、

美味しいリンゴのチーズケーキとブレンドコーヒーで、まずはゆっくり。

ストーブでじんわり温まった、やさしい木目の空間。

 

いつまででも、くつろいでいたくなる場所でした。

「小豆書房、近所にほしいです。」と店主さんに申し上げたところ、

「よく言われます。」と、はにかみながら答えてくれた。

 

店主さんによって選び抜かれた、興味深いご本たちが並んでいる。新刊も古本もある。

夢中で本を見たり、コーヒーを飲んだりしているうちに、他のお客さまたちがみんなお帰りになって、店主さんと私の二人だけになり、お互いについてや、今回の旅の予定や、福井で今まで見たところ、私のあした以降の予定。。いろいろとお話した。

 

店主さんが、この池田町のことや、福井全体のことを教えてくれた。

福井を大きく2つに分けた若狭と越前ではそれぞれ方言もちょっとちがうこと。

若狭は京都寄りだから関西テイストの言葉なんだね。敦賀のタクシー運転手さんも関西テイストだったよ。

越前和紙だけでなく若狭和紙もあるんだって。

池田町で開催されるさまざまなイベントについても伺うことができた。福井の伝統工芸を現代の人たちに伝える「RENEW」というイベントもあるということで・・興味深いです。行ってみたい。池田町はそれら工芸の「材料の産地」という感じがあることも教えてくれた。

RENEW 2022

 

穏やかな店主さんからいろんなお話を聞けて、とっても心ゆたかな時間でした。

 

私が「紙」を見るのが好きなことや、明日、越前和紙の手すき体験に行くこともお話したところ、「小豆書房のお客さんがくれた和紙がいっぱいあるので、よかったら何枚か要りますか? 持ってってください!」と言ってくれたーー!!!うれしいぃー!!

 

お言葉に甘えて、和紙を4枚いただきました。

「いただいたけど、もったいなくて使えないかもしれません。」と言ったけど。店主さんから「え、4枚だけでいいんですか?ブックカバーにしてもいいと思いますよ。」と言ってもらった。ブックカバー、いいですね。

 

         

 

(写真:紙の束から選んでるところと、いただいた紙&池田町のガイドブック。)

 

そうこうしているうちに、ひとりの陽気なおじさまが小豆書房に到着。

このおじさまは私が今夜泊まる「べこ亭」の宿主さん。小豆書房まで私をクルマで迎えに来てくれることになっていたのです!ありがとうございます!

 

少しの間3人でお話。お二人とも穏やかで明るくて、なんか二人のトークはコミカルな掛け合いで、ご近所で商いを営む者同士のつながりを感じた。

私が出発の準備をする間、店主さんと宿主さん、お二人でも話していた。

日頃から皆さんで仲がいいんだろうな。

 

 

    

 

まだまだおしゃべりしたり、本を見たり、グデグデしたりしていたかったけど。

名残を惜しみつつ、小豆書房をあとにしました。

「また来ます!!ありがとうございます!」と言いながら。

「また3年後でも、いつでも、来たくなったら来てください~!」的なことを笑顔で言って、見送ってくれました。(私が前回福井に来たのが3年前だったと話していたから。)

 

       

 

べこ亭のお迎えのクルマと、見送ってくれた店主さん。

 

 

   

 

小豆書房で購入した古本2冊。

さむがりやのサンタは実家にもあるはずだけど。。。

改めて手元に置いて読みたくなりました。

 

続きはまた書くぞ。

 

池田町のホームページ

https://www.e-ikeda.jp/index.html