野良の虹

まゆこのブログ

たび1日目(12/13) ③ べこ亭ナイト

 

たび日記の続きです。

 

べこ亭の宿主さんが小豆書房までクルマで迎えに来てくださって、

車内で気さくな宿主さんとお話しながら、今夜の宿泊先・べこ亭に向かいました。

 

小豆書房からべこ亭までの道のりは(この地域の中では比較的)近いとはいえ、、暗いし、寒いし、私にとっては初めての場所だし、雨は降ってるし、徒歩だと大変だっただろう。。。迎えに来てくださったことに感謝です。

 

べこ亭は、バイカーやサイクリストの方々を多く迎えているゲストハウスだそうで、12月はお客さんが少ないそう。この日の宿泊者は私ひとりでした。貸し切りだぜぇ。

この日は素泊まりのみの受付ということだったので、晩ごはんは昼間に武生駅前のコンビニで買っておいて、それを持って行きました。

 

古民家を改装して2017年にオープンし、宿主さんご夫妻で営まれているべこ亭。

玄関から、あったかい雰囲気でした。手作りの看板がかわいかった。

そして、今夜の私のお部屋にとうちゃーく。

いちばん右の写真は、お部屋前の廊下です。

 

     

 

べこ亭には宿泊客用のお風呂がないということだったので、近くの旅館「冠荘(かんむりそう)」のお風呂を利用するということで(入浴だけの利用は600円でできる)、いったん荷物を部屋に置いてから、また宿主さんのクルマで冠荘まで送ってもらいました。(予約時に流れの説明は受けていました。)

 

一時間後に迎えに来ますねと言って、私を冠荘に置いて、宿主さんは一旦お帰りに。



いやーーー、温泉っていいですね。ッカーー!!最高。

お風呂だいすき。

振り返ると、今回泊まった3泊の中では一番とろみのある、白っぽいお湯でした。

 

 

        

     

 

(一部・写真の解説)

よくお風呂を出たところにある、足ツボを刺激するやつ

冠荘の中庭

とっても暖かい、冠荘のメラメラ燃える暖炉(雪国を感じさせる暖炉だった。)

 

 

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宿主さんが迎えに来てくれて、クルマでべこ亭に戻る。

 

大浴場で、最終的に私ともう一人の女性だけになってたんだけど

その女性のお客さんと迎えに来てくれた宿主さんが「こんばんは」って挨拶していて、宿主さんのお知り合いでしたー!地元感を感じました。

 

べこ亭まで戻る途中、ドラッグストアに寄ってくれたので、晩ごはんの追加のおかずなどを購入。

ドラッグストアが「GENKY(ゲンキー)」っていう名前でした。ローカルなドラッグストアで、私は初めて知りました。

知らなかった地元密着型のチェーン店とかを見ると、旅ムードが高まるぜ。

 

             

 

べこ亭に帰り着いて、奥さま・徳美さんともご対面して、買ってきた晩ごはんを食べて、そのあと、宿主さんとのトークタイム。

 

お互いの好きな音楽についてなど話しました。

宿主さんのミュージックトーク、私がよく知らないアーティストについても、聞いていて楽しいものばかりでした。宿主さんは40年以上前から伝説のアーティストたちのいろんなライブを観に行かれていて、それらのエピソードを伺うことができました。山下達郎さんについては宿主さんも私もお互い好きで、好きな曲も似ていて盛り上がりました。

音楽に限らず、私がする、どんな話に対しても打ち返していただき…逆に私も打ち返しまくり…話が尽きない感じでした。

このべこ亭ができたときの話や、宿主さんの人生についても話してくださいました。サラッとした語りの中に、温かいお人柄があいまって、とても心に響くものがありました。

 

 

    

 

 

べこ亭では複数のネコちゃんを飼っているということでした。

でもお客さんのいるところに登場させるのはこの子だけとのことで、宿主さんご夫妻とお話した部屋にずっと一緒にいました。

ネコがメチャクチャ好きっていうほどではない私ですが・・・そんな私にとっても、(写真でもわかっていただけるかと思いますが)メチャクチャ!かわいいネコちゃんでした。

小柄でしたが3歳ということで、病気の影響で、これ以上は身体が大きくならないということでした。

しばらくすると、私の脚に乗ってきてくれて・・・心がとろけるような可愛さでした。デへへへ。

 

 

             

 

 

お話の合間に、美味しい水ようかんや自家製のお漬物、自家製の干し柿を出してくださいました。

水ようかんは福井名物ということで、この水ようかんは宿主さんお気に入りの「竹内菓子舗」のもの。サッパリして食べやすかったです。黒糖を使用しているそう。

商品ご紹介|竹内菓子舗

 

私、干し柿を食べたの・・・これが多分、生まれて初めてでした!!(嫌いとかではなくて、食べる機会がなかっただけ。)

この干し柿が美味しくて、私は干し柿が好きになりました。

帰ってきてからも何度か干し柿、食べました。

 

 

              

 

ひとしきりお話したあと、宿主さんがノートパソコンを出して、グーグルマップであした私が行こうとしている場所の位置関係の確認を一緒にしてくれました!

私の行きたい場所をベースに、オススメの場所なども教えてくださったり、質問に答えてくださったりして、かなりありがたいお時間でした。

一緒にパソコンを見ながら「こんなことまでしていただけるなんて、本当にありがたいです。」と私が言ったところ「こういうことをしたくてこの宿を開いたんですよ。」とおっしゃっていました。

ご自身も今まで旅をされてきた中で、旅人のニーズをわかっていらっしゃるんですね。

 

なお、あしたの私の最初の目的地までは、またクルマで送ってくださるとのこと!(涙) ありがたい……!!!至れり尽くせりですね。。。

 

    

 

宿主さんご夫妻と、ネコちゃんと共に、

「私はこの家の子か!!!」ってぐらい楽しく、くつろがせていただきました。

 

ずーっとご夫妻とご一緒してたわけではなくて、私のご飯タイムとか、ちょっとした時間には、私を一人にしてくださったことも、ボーっとできてありがたかったです。(あ、ネコちゃんはずっと一緒に居ました。)

 

楽しい時間はおひらきとなり、今夜のマイルーム(寝る部屋)へ。

部屋の一角に、バイク好きな感じに装飾されたコーナーがあったので、しばし拝見。(宿主さんはバイカーです。)

その中に「GASGAS」と書かれたウチワがありました。

知らなかったけど、ガスガスとは、スペインのバイクメーカーらしい!

私は、実は。。。まゆこであり、ある意味ではガスガスでもあるので、他人事とは思えないウチワだなと思い、撮影させていただきました。

 

 

        

 

最初にお部屋を案内されたときに、宿主さんから「部屋があったかいとカメムシが出ることがある」と説明されていたのだが。。。

 

宿主さんがおっしゃったとおり、寝る前に、まゆこルームに大きめのカメムシが侵入してきてました。笑

 

備え付けの虫を凍らせるスプレーを手に取ったものの、、スプレーを噴射してつまみ出すのが、なんか、ためらわれて。。。変に刺激するとニオイを出す危険もあったので、考えた末、カメムシの進行方向にある障子を少し開けて、ウチワを持って、工事現場の交通誘導員のように、カメムシに向かって進路を誘導しました。「出口はあちらです」と。

 

その後、寝る前に少しウダウダしていたら、いつのまにかカメムシは出ていってくれてた!!! よかったーーー。誘導した甲斐があったよ。

 

寝る前、今日一日を思い返して、小豆書房でも、このべこ亭でも楽しい時間をすごせて、思った以上に充実した一日目だったなーと思い。。。もう、今日が終わるのが寂しい!寝るのが惜しいよ!!って思っていました。。。が、いつのまにか爆睡していました。お布団がフカフカで最高でした。おやすみなさい。



              

 

 

中から見た、夜のべこ亭の玄関。

濃密な1日目でした。ありがとう。

 

たび2日目につづく。

 

べこ亭の紹介ページと、べこ亭のFacebook

https://www.e-ikeda.jp/stay/p004189.html

https://www.facebook.com/profile.php?id=100063825030550